2015年 【J1 10位 勝ち点45 得点46 失点43】
監督 吉田達磨
スタメン
(工藤)
武富 クリスティアーノ
(大津) (太田)
大谷 小林
(狩野)
茨田
(秋野)
(山中) (近藤) (藤田)
菅野
攻撃面 25/50 守備面 25/50 計 50/100
層の厚さ ★★★★★
2015年から、明らかに新しい時代に入った、と言えますね。
ネルシーニョから、吉田達磨、アカデミーとトップチームのスタイルを融合して活かすチーム作りへ。
レドミさんの時代から、クリスティアーノの時代へ。
そしてユースチームからの優れた人材の活用が進み、若手がどんどんトップチームに上がってきました。
この年、将来の正GK交替を見据えて中村航輔をアビスパ福岡にレンタルし、中村は福岡で活躍。
予定通り?の来期 柏への復帰が濃厚になったところで守護神 菅野がまさかの自分からJ2の京都への移籍を選ぶ、という交替劇もありました。
その初年度の達磨さんのシーズンでしたが、とにかくこの年は【パスが前に行かない!ひたすらの横パスの嵐でシュートで終われない!】
という、めちゃくちゃ疲れる試合展開が増えました。(^_^;)
それでもACLをグループステージを突破したり、カップ戦もそこそこ勝ち上がったりしているんですが
とにかく攻撃にスピード感がなく、つっかえつっかえでストレスが溜まりましたね~(丿 ̄ο ̄)丿
中盤を、4-3-3にして増やす布陣をとるようになって、そこの陣容だけ異様に充実する、ということにも
この年に秋からネル氏がヴィッセル神戸の監督に赴任したことでレアンドロをお土産に持っていかれ
代わりに補強したエデルソンが、大金はたいた割りにまったく機能しない、という失策もあり
一年での監督交代に。
2016年 【J1 8位 勝ち点 54 勝ち点52 失点44】
監督 ミルトン・メンデス→下平隆宏
スタメン
ディエゴ・オリヴェイラ
クリスティアーノ 中川 伊東純也
(田中順也) (武富)
大谷 小林
(秋野) (手塚)
輪湖 中山 中谷 茨田
(伊東、増嶋)
中村
(桐畑)
攻撃面 30/50 守備面 35/50 計 65/100
層の厚さ ★★★
新監督メンデスがまさかの3試合終了後にチームを捨てて去る、という波乱の幕開けになった16年
しかしそのおかげ?で監督に就任した下平さんが
瞬く間にチームを修復!
GWにかけ無傷の5連続無失点!
この年、レイソルの新しいキャッチフレーズは
【J1でもっとも平均年齢の若いレギュラー陣】
【スタメンの大半が柏ユース経験者で構成】
という、他のチームではなかなか無い特徴を備え
ある意味、アカデミーとトップチームの融合が一番完成した一年になりました。
そこへ強力な3トップ
伊東純也の補強も、メンデスが攻撃力のある選手をサイドバックで使いたい、という方針で採ったので
当初はサイドバックで出場していましたが
後半は前線で躍動。
その分、レギュラーのサイドバックを務める選手が薄くなってしまい、結果的にボランチの茨田がコンバートされることに。(今井くんや、湯澤くんもいるにはいたんだが(^_^;))
→このせいで、茨田が翌年には大宮へ移籍?!
ディエゴと、J1で一番小さくて速い中川君のコンビも冴え渡ってましたね~
前からのプレッシャーをかける動きと、前線でのポゼッションを維持しての攻撃
これは中川のスタミナと、相手DFをかい潜る小回りの良さがディエゴとの相性ピッタリはまった成果
正直、この翌年には補強選手を使いたいせいで
上の2つのキャッチフレーズが早くも崩れてしまうんですが
【何でや?!!】という疑問しかなくって。
若くて強くて、将来性のある選手層を揃えたんだったら、ちゃんとそこを伸ばさないでどうする?
と、いうわけでここから選手層の入れ替えが進めば進むほど、チームが壊れて最終的に再度の降格まで突き進んでいくことになります┐(-。-;)┌
2018年 【J1 17位 勝ち点39 得点47 失点54】
スタメン
クリスティアーノ 江坂
瀬川 伊東
(亀川)
大谷 小泉
(手塚) (細貝)
高木 鎌田次郎 中山 小池龍太
(亀川) (鈴木大輔)(パクジョンス)
桐畑
(滝本)
攻撃面 20/50 守備面 20/50 計 40/100
層の厚さ ★★
言わずと知れた【レイソル再度の崩壊】のシーズンですが
その前に、17年に待望の右サイドバック、小池龍太が登場し守備面・攻撃面ともに安定。
2017年はJ1でも33失点!1試合1失点よりも少ない!
中谷・中山・中村の【3中】コンビも安定感バッチリ
ところが、新たな補強選手を使うことで布陣がどんどん不安定に
ハモン・ロペスを仙台から引き抜きディエゴと競合させるも、ハモンの活用が進みディエゴはF東京へ流出
→F東京のエースに成長
しかもハモンも柏では伸びず戦力外に
→仙台に帰りスタメン復帰
→中谷がスタメン落ちし名古屋へ流出
キムボギョンを補強加入→武富が浦和へ移籍
小泉を補強加入 →ボギョンが干され韓国へ帰還
細貝を補強加入 →小泉が鹿島に引き抜かれる
パクジョンスを補強加入 →中山が海外挑戦
と、選手が入れ替わるだけで全然層が厚くならない!
左サイドバックも、輪湖に替えて高木と亀川の若い二人を競争させたものの、どちらも定着する前に
ネル復帰後は古賀太陽で定着することに
まあ、このような人の入れ替わりから成績面が不安定になり
監督が代わり
中村航輔の脳震盪での長期離脱があり
守備が崩壊し
ただ!そのなかでも新たな時代への布石が
大宮アルディージャからの 江坂・瀬川の加入ですね
この二人が19年に向けて継続的に成長してくれたことで、次の時代に繋がりました。↓↓↓
2019年 【J2 1位 勝ち点85 得点85 失点33】
監督 ネルシーニョ
スタメン
オルンガ 江坂
瀬川 クリスティアーノ
ヒシャルジソン 三原
(大谷)
(菊池) (上島) (山下) (高橋、川口)
中村
攻撃面 45/50 守備面 45/50 計 90/100
層の厚さ ★★★★★
ネルシーニョ&井原体制への復帰
J2に落ちたのになぜか豪華になる布陣
ベテランを使って安定的に戦いながらも、若い選手をレンタルしたりユースから上げたりなど
お金を使ったから!?
J2に落ちたことで、一年で上がらないといけないとなり、却って人件費じゃぶじゃぶ
半分くらいは、前年度にいなかった選手が中心
という感じですからね~
いやー、強くなりました f(^_^;
まあ、この異例の豪華な補強を中心になってまとめあげたのが
京都で監督時代に暗礁に乗り上げ、戻ってきた布部さんというのが
2018年、いろんなことが起こったタイミング、というのがこの2019年の躍進につながっているという
2008年から見ると、色んな選手が移り変わってきたんだな~と
このなかで優勝した2011シーズンが優れているのはもちろんですが
個人的に好きなのは2008年の石さん時代と、
2016年のヤングレイソル時代ですね(^o^)
以上でした。