いよいよ、お出掛けのときがやってきました。
「ときめいたら そこへ行け! (Oh yeah!)
すぐに行け! (Oh yeah!)」
(SCOOBIE DO 『バンドワゴン・ア・ゴーゴー』より)
と、歌われているとおりあまり深くプランニングせず
気になったところにとりあえず行ってみる
「ノープラン旅」シリーズがついに再開!!(^o^)
今までにも
12年「ノープラン名古屋」16年「ノープラン新潟」
17年「ノープラン大阪」19年「ノープラン静岡」
そして今年の2月に「ノープラン伊豆」と
スポーツ観戦や音楽イベントなどが絡まずに
一泊でコンパクトに行って帰るシリーズです。
静岡のときは「新車になって初のロングドライブ」
伊豆は「河津桜を見る」がポイントでしたが
今回は「最寄り駅から一直線に、東武鉄道の路線図の端まで乗り通したい!!」という壮大な?テーマ
新型特急のREVATY(リバティ)ですと、日光や鬼怒川温泉などの観光地までで止まらずさらに直行し
でも、会津田島駅だと目的地になるようなものが何もなさそう、、、(^_^;)と、いうことで
さらに乗り継いで会津若松まで行き一泊。
会津田島駅まで着いたリバティ号
車内販売がないので事前の買い置きが必要ですが
新しくて席も広々、そして空いている(^o^;)
こんなキャラクターのラッピング列車(ディーゼルエンジン車)が停まっている以外は、駅廻りには何も見当たらない会津田島駅から、乗り継ぎの
ここで、行き帰りのルートを整理すると
行きは
草加~会津若松 4時間半 約6500円
(特急:春日部~会津田島 2時間半 4880円)と、
新幹線を使っていない分、ややお安めなのに
時間はそこまでかからず。
新幹線だと、大宮~郡山の東北新幹線
郡山~会津若松がバス・JR、となるのでそれより
断然ラク!(時間は同じくらいかも)
帰りは、
会津若松~下今市 3時間 約3500円と、特急料金もかからない分さらにおトクに長時間乗り通し
そこから、気まぐれで歩いてJR日光線に乗り継ぎ
今市~宇都宮 34分 約680円
そこで夕食を食べて これも初めて乗る
東武宇都宮線(栃木駅・栗橋駅で特急・急行に接続可)だけだと、各駅停車しかないので
南栗橋の一回乗り継ぎ含めて約2時間と、思った以上に時間はかかりました。
でも、平行するJR宇都宮線(栗橋駅・久喜駅で乗り換えできる)のほうが速いかと思ったらそこまで変わらず、料金は1.5倍くらいかかる
やはり、宇都宮方面に行くのは4号バイパスで直線に車で行くのが一番速い&安い、というのが判明しました。(^o^;)
リバティ会津(下り)は浅草発で、北千住、春日部、栃木、新鹿沼、下今市(ここまでが東武日光線)
東武鬼怒川線に入るとすべて各駅停車になり、特急券なしでも乗車可能に
東武ワールドスクウェア、鬼怒川温泉など東武の開発した観光エリアを通り、新藤原駅まで行くと
東武鉄道の管轄エリアは終わり、ICカード精算もここまでしか使えません。
新藤原~会津高原尾瀬口までは「野岩(やがん)鉄道」
一番山岳地帯が多く、トンネルも多いけど
その分景観も良い場所が多いかも
人はあまり住んでなさそうな場所が多そう
駅ごとに「○○温泉」とついていて、那須塩原の温泉エリアの少し西側を通っているので
この栃木~福島県の県境エリアは温泉があちこちに多いみたいですね。
どこの地方でもそうだけど
○○温泉とかって駅名についてても
実際の温泉地って、そこからクルマで何十分とか
レベルで遠いんですよね~
じゃあ、なぜここに駅が??みたいな
しかし、この深い山岳地帯のなかをよく、列車・線路を通したよなぁ~と驚嘆するくらい
長野とかでも似たような景色ありますよね
会津高原尾瀬口 駅で初めて会津の名前がついたところで、以降は「会津鉄道」に管理する会社がバトンタッチ
大川・阿賀川という川の深い渓谷に沿って、田園風景と家々がずうっと続いていきます。
会津田島駅で列車を乗り換えて
渓谷沿いにハイキング、岩肌の良い景観が見られる「塔のへつり」、湯野上温泉、芦ノ牧温泉(駅舎が茅葺き屋根で出来ている)とこちらも温泉の名のついた駅を通過して
南若松、西若松となってやっと、「街」感が出てきてホッとする(^o^;)
途中駅で降りてしまうと、なかなか列車の本数も少なく乗り継ぎ等を考えると、途中下車するのに躊躇しちゃいますね。
「塔のへつり」は、とても降りてみたかった(帰りのほうで)んですが、やめちゃいました( ̄▽ ̄;)
ちなみに、会津鉄道では車掌さんが来て
ひとりひとりに個別に運賃の精算をやってくれます。
途中の駅はバス停みたいなもんで
切符を売る設備もないからそうなるんですね。
なので、無人駅ではとりあえず電車が来たら乗る
切符なしで乗ったら車内でお金を払い、レシートみたいなのを出力してもらって
降りる駅でそれを渡す、という形式のようです。
限られた乗客でなんとか運営させるためか、料金はかなり高めでした。
街感の出てきた、会津若松市街地も
どこらへんがいちばん栄えているのかが分からず
とりあえず会津若松駅まで来ましたが
駅前はどこもあんまり賑わってはいないみたい。
ひとまず、電車旅の様子はここまで
車窓の景色はとても緑に溢れていて
すすきとかも盛大に生えていて、秋を満喫!!という満足な乗り心地でした。
次回からは、ノープラン会津若松市内の散策になります。泊まり旅は2月以来のお待ちかね!でした~