SCOOBIE DOの、新作アルバム「TOUGH LAYER」のレコ発ツアーが10月からスタートしましたが、日程があったので行ってきました宇都宮!
かなり小さなライブハウス「HELLO DOLLY」
場所は東武宇都宮の、東武百貨店向かいの「ユニオン通り」といういい場所にありましたが
かなり年季も入ってそうな建物に
このコッテリした扉
ある意味、限られた観客に向けたプレミアムなライブだ、ということにしておきましょう(^_^;)
セトリから行きます
スクービー ツアーファンカリズモvol.13
221112 宇都宮ハロードーリー
*明日は手の中に
*今日の続きを
左胸のボス
plus one more
アウェイ
urban souls
*悲しい夜も
*正解FUNK
*成し遂げざる者のブルース
*スピード
ロックンロールは未定
lonely steppers
*光の射す道へ
*gekijyo
アフィルグ
真夜中のダンスホール
BACK ON
*その声を
アンコール
*荒野にて
夕焼けのメロディー
*印はアルバム「TOUGH LAYER」からの曲
たぶん、こんな感じで1、2曲漏れてるかも
珍しくアルバムの曲は全部網羅されてました
目と鼻の先にいるメンバーたち
リーダーのギターの弾く手元もばっちり見えます
いい加減ライブの声出しもどうなのかなぁ
声出しするか、マスクを取るか
けっこう古い曲は年代問わずランダムにやってくれますが
今回はアルバム以外の曲はけっこう古いところ(2000年代中盤)から持ってきてたなあ
最大の見所は、
「成し遂げざる者のブルース」→「スピード」の連続
成し遂げざる〜は、ベースからスタートしてそこに哀愁帯びたギターフレーズが乗る
ベース、ギターもどちらもカッコイイ
歌謡ロックのような、文学的な歌詞の世界観が秀逸
いきなり「生きることってなぜ、悲しいの」から始まるからねー
これと、「GEKIJYO」は近年どんどん優しくマイルドな世界観に定着してきたスクービーの曲世界のなかで久々に「ハードボイルドな」文学的な雰囲気がとてもイケてる
なかなか過去にない名曲ですね〜
こちらの曲は、ベースドラムはほぼ一定で
リーダーのギターがアウトロを長く引っ張って
徐々に熱く盛り上がっていく、という独自の構造
アルバムがフェードアウト終わりなので
ライブではある程度同じフレーズを繰り返した後に「シュパッ!!」と切れ味鋭く終わるのもまた◎◎ カッコいいです⭐⭐
そこからのスピード
こちらの曲は、アルバムで聴いていたときはあまり意識しなかったけども
モビーさんのドラムのリズムがめちゃ変則的!!
遅く〜止まる〜速く〜遅く〜止まる!など
全体には曲名に反してそんなに速い曲ではない(^_^;)んだけれども
ドラムに関してはジェットコースターのように
起伏と変則的なリズムでめちゃ難しい
モビーさんの叩くところを見ながら聴くと
はぁ〜スゴイなぁ〜となりました。
たぶんここで?!
2009年「sparkle」のアルバムラスト曲
「lonely steppers」めちゃめちゃレア曲入れてきた!!
スクービーのライブの満足度は
「その回でどれだけレアな曲を聴けたか」で決まるのです
ベースとドラムが中心で、ギター音もかなり低めでずっしりしたリズムの渋い曲
ロックンロールは未定 にて
「oh yeah! はじめまして未来!」
と何度も歌っていたので、やっぱりそうだよな!と(→来週のライブの出だし)
スクービーとフィロのスは、けっこう歌詞のメッセージが共通項が多いのですよ
そこにシビれるあこがれるぅ!!(^_^;)
改めて「スクービー・ドゥーには色んな曲がありますね〜色んな曲をやっていきます!次はこの曲!」とコヤマさんが紹介するほど
バラエティに富んだ曲たち
次は「光の射す道へ」
こちらはコヤマさんのボーカル主導の、バラード曲
つやのあるコヤマさんの高音が艶やかに響き渡ります。ベテランの味ですね
この曲はかなり必聴ですね
この曲はバッチリだったんですが
今回のアルバムの曲がほとんど、ボーカルのキーが高い曲ばっかりでして
期せずしてそうなったのかもしれないが
さすがにコヤマさんも声が疲れて?アルバムよりかなり低く下げて歌ってるところが多々ありました
アンコールで「荒野にて」
この曲をアルバムラストに持ってきたことで、すごく「大団円」な感じが強まったので
シングルで発表されたときよりアルバムでより好印象が強まりました。
終わりにピッタリな一曲
マツキさんとモビーさんの、いかついおじさんがしているとは思えないほど綺麗なコーラス(^_^;)も健在
めっちゃコーラスの「はあ〜あぁ〜」がキレイなんですよ エモいですね
それがライブで見れて◎◎
最後は久しぶりに「夕焼けのメロディー」でシメて、熱い終わり方だな
一時期ライブに多く通っていたときは、「また夕焼けかぁ」なんて思っていたんですが(^_^;)
曲自体は程よくメロウで、程よく激しく
終わりにぴったりな一曲ですね。
最後に腕をぐるぐる回すコヤマさんのお約束なシーンも見れて、大満足な90分ほどのライブでした。