2022年のまとめ企画、その2です。
続きからいきます。
01 恋のクラウチングスタート/ocha norma
02 デート前夜狂想曲/ocha norma
03 Summer Lemon/SUPER☆GIRLS
04 イニミニマニモ〜恋のライバル宣言〜/juice=juice
05 G.O.A.T/juice=juice
06 Sweetest Revolution/CIRGO GRINCO
07 英雄〜笑って!ショパン先輩〜/BEYOOOOONDS
08 虎視タンタ·ターン/BEYOOOOONDS
09 コーナーカット·メモリーズ/東京女子流
10 Viva La 恋心/東京女子流
11 碧い鏡/SANDAL TELEPHONE
12 観察/fishbowl
13 メインアクター/Task Have Fun
14 I wanna be 楽な人生/7segment
15 Gimme five!/フィロソフィーのダンス
16 スペシャル·ルーティン/フィロソフィーのダンス
17 愛の哲学/フィロソフィーのダンス
07 英雄〜笑って!ショパン先輩〜/BEYOOOOONDS
ついにクラシックの歴史的な作品をまるごと題材にした、エポックメイキングな一作が登場!
現役音大生でありピアニストであるメンバー、小林萌花(ほのぴ)の存在を最大限featureした作品
随所にピアノのガチ演奏を交えつつ、ビヨーンズらしいコミカルな路線も渾然一体となっていて
今までのビヨの中でも最も「トガった」作品
ほんと、ようやりますな、星部ショウさん
天才の発想ですよ。
途中まで何言ってんだろ?!みたいな展開だけども
ピアノを弾きながらの落ちサビの
「生まれた誰もが 初めての人生
それぞれのエチュード ビシッと奏でればいい」
から壮大な展開になり、飲み込まれてるうちに終了⌚⌚
ほのぴの生ピアノ無しには成り立たない作品
ビヨーンズはメンバー個人のキャラクター発想な曲がたくさんありますね。
08 虎視タンタ·ターン/BEYOOOOONDS
同じビヨーンズでも、こちらはライブ映え重視のファンキーでダンサブルな一曲
アルバム発売に合わせて、夏のコンサートからまずはライブで披露されていった曲
パワフルなサビもいいし、キャラクターを生かした合いの手もいいですね。
「仔猫ちゃんて、思ってた?」
「へーえ、やるじゃん?」
混沌とした現代をサヴァイブする若者の気持ち?!を「令和の新風世代」であるビヨーンズがガツンと表明しております。
とにかくスピーディでグルーヴ感があって、スカッと爽快!な一曲 ◎◎ 💯
〈アイドル楽曲大賞2022 メジャー部門1位〉に入れました
イケイケなビヨから打って変わって、ベテランなお姉さんグループ、女子流さんにバトンタッチ
優雅でまったりした、クラシカルな雰囲気がウリの女子流さんたちが
イケイケなパーティーチューンに乗り出した!
めっちゃイケちらかしてるパリピな女子流ちゃんたち
— TK (@TK_kimagure) 2022年9月14日
一曲のなかにこれでもか!と詰め込まれた盛り上がりポイント
ノリノリ全部のせでラストはお腹いっぱい大満足!
女子流ちゃんの曲がフィロのス化?してきてる#東京女子流#ノクターナル#コーナーカットメモリーズ https://t.co/uWwfeKuhYg
8月のTIF、ライブ会場で初お披露目になったんですがそれを聞いたとき
「お、これ新曲だね?なかなかオシャレで爽快でいいじゃ〜ん🎵」
と思って流れで聴いたんですが
MV公開で改めて聴いてみると、今までの女子流でなかなかないくらいにパーティーでノリノリな曲で新鮮!
夜のイメージを表現したアルバム「ノクターナル」の中には、「フライデーナイト!」という曲も入ってるんですが
同じ夜でも、朝までパーティ!🎉🎉な感じのラフな女子流ちゃん達の曲も入っていて
これも違う意味でのオトナの女子流ちゃん❤
女子流ちゃん曲がフィロのス化してきてる!?
どうも新しいクリエイターが曲を作っているみたいですね。
キャッチーでいい曲なんですが、タイトルの「コーナーカット·メモリーズ」ってどーゆー意味なんじゃろ?!JAROってなんじゃろ?!(^_^;)
10 Viva La 恋心/東京女子流
円熟味のあるベテラン、東京女子流の王道系ナンバー
声もいい、黒の衣装もいい、メロウなメロディーもいい
東京の夜の、物思いに耽るような雰囲気?
この曲の雰囲気からアルバムのタイトルが「ノクターナル」になったのかな。
繊細な表現が、歌にしてもダンス振付けにしても上手くて、玄人好みのアイドルですね。
ライブを見るにしても、「盛り上がる」とか「カワイイ、カッコイイ」とかよりも、「上手い」「完成度が高い」「隙がなく完璧」みたいな印象が強くなりますからね。
フィロのスと並べると、「陽」と「陰」のイメージの対比が分かりやすくて。
どちらも違って、どれも良い。
11 碧い鏡/SANDAL TELEPHONE
去年、「コーリング」という曲がかなりいいな!と思ってもうちょっと掘ってみよう、というわけで
今年の10月にアルバムがリリースされたので聴いてみました
けっこう雰囲気がバラけていて、ライブ向け·バラード·パラパラ系、かわいい系などバリエーション豊富
なので、その中から特にこれ!というのが絞りきれないんですね。今回は中から「とりあえずコレかな」と選んでみました。
アイドル楽曲大賞には、別の「レビュープレビュー」という曲(ヤマモトショウ作詞)を投票しています。
イントロが安室ちゃん時代に流行ったパラパラ、ユーロビートみたいな始まりでクラブ・ミュージックにも近い?
それまでが明るい元気な曲が多かったので
メンバーのステップアップと、やや暗めな雰囲気の曲の表現ができるように、ということで
この曲が作られたそうです。(インタビュー記事を見たら)
3人というのは、目線が均等にいきやすくレベル差もあまり出ない感じで、バランスのよいグループですが
まだそんなに「こういうグループ!」というものかつかめてない感じですね。これからまだまだ変化していくのでしょう。
12 観察/fishbowl
ヤマモトショウがトータルプロデュースしている、静岡県のご当地アイドル「fishbowl」
まだ結成して一年ちょっとという、「新人さん」のレベルにあるアイドルですね。
結成当初に撮られたyoutube動画を見まして、オーディションで選ばれた当初6人組(ふたりはすでに卒業、脱退)のグループなんですが、
かなり「横一線、レベル1からのスタート」という感じでめちゃめちゃハイレベルなものを感じてはいないんです(^_^;)
でもまあ初々しさと、曲を聴いたときの「世界観」がすごくしっかりと確立されていて、そこに魅力を感じますね。ただの新人さんたちではない
fishbowl=金魚鉢、という意味で、静岡県の形が「金魚」に例えられる(群馬県は鶴の形、というのと似たような)ことから
静岡県全体に愛される、地域密着のアイドルグループになるというコンセプト
メンバーもすべて県内から、それも地域がバラバラなところから集められオール静岡を表現した
ヤマモトショウさんの地元が静岡県らしいんですが、そこからこれだけコンセプトが広がって、
しかも「中間地点」であるゆえにあまり注目が当たらない静岡県で、というのも競合が少なそうでオイシイなあ、と
曲のタイトルがすべて「漢字二文字」で統一、というのも知性を感じて面白い
1stミニアルバム「主演」のなかに春夏秋冬が揃っていてデビュー1年目をまとめているのも◎◎
曲の世界観というか、グループの世界観というのがファンタジックでメルヘンチックなもので
全体に「ほわほわっ」としていて、そのなかに色んな曲のバリエーションだったり声のバランスがあったりする
なので、単曲推しというよりもfishbowlは色んな曲を流れで聴いて、魅力を感じるグループですね。
歌詞もけっこう文学的な雰囲気が強くて、この曲もタイトルが「観察」
で何度か聴いていると星空や、夜と朝の描写があったり「君」との対話が中心だったり
と小説を読んでいるかのような、いろいろ想像力を掻き立てられる感じ
音楽のついた小説みたいな曲を歌うアイドル。
面白いですね〜
まだライブを見ていないので、来年は見てみたい!