今年は、今まで触ってこなかったジャンルの趣味を開拓したいなぁ、という目標があり
以前から気になっていたこちらに潜入してみることにしました。
落語家がしゃべっている場所なんですが
こちらに限って?事前予約が必要なく
開始時間前にその場で入場料(3500円)を払うとすぐに入れる!とのこと
昼の部は、12:30開始、16:00終演
出演者が、外に看板でこうして出ていて
だいたい1人15〜20分くらい
日替わりの出演枠あり
計13人の芸を見ました。
途中の休憩時間は、中間の14:30に一回
、あとは10分くらい
それ以外の時間は、ひとりが終わると次々と切れ目なく次の人が出てきて、、、という流れ
メインが落語(座ってしゃべる)
合間に、飽きさせないように
手品や、独楽回しや、三味線、スタンドでやる漫才などの変化球が入ってきます。
13人出てきて、だいたい半分くらいは「面白かった」なぁとなり、残りの半分は「よく分かんねえなぁ」とか「眠いなぁ」となりました(^_^;)
でも、それくらいでも全体の満足度としてはまずまずOK!また行ってみようかなぁ、となりました。
※出演者の誰かが言ってましたが
「この場を楽しむ為に大事なのは、普段の時間を忘れる事。時間の無駄遣いを大いに楽しむこと」と言っており
これを狙いに見にいく!という他のイベントと違い
ちょっとした時間つぶし、隙間で手軽に楽しむ、といった性格のイベントのようです。
そのせいか、場内に入ったらスマホはマナーモードでなく、電源OFFにしてください、とのルールが
音響的にも、人がひとりしゃべっているだけなので他の雑音があると集中できないし、スマホが気になっちゃうと演目に集中できないから
ということのようですね。
歌舞伎と落語は、同じ古典的な日本の芸能だけど
歌舞伎は「かしこまって見る」感じ
落語は「リラックスして普段使いで見る」感じ
と、林家正蔵さんが比べて言ってました。
落語は、ストーリーを語るものと、フリートークで語るものがあるようで
ストーリーで語るものは、筋書きが入ってきやすいものと、なんじゃこりゃ?というものがあって
フリートークで語るもののほうが、楽しめた気が。あと、前半フリートーク、途中からいつのまにかストーリー語りに流れる、という構造もあり
いま、なんの話になった?と思う瞬間がちょこちょこあり
落語以外だと、「紙切り」の演芸がスゴかった!
その場で、フリーハンドで紙をはさみで切っていき(だいたいひと筆書きのような)、そのあいだおしゃべりもしながらで
切り終わったものをスクリーンで後ろの壁に映して見せる、というもの
その場で、切るもののテーマをリクエストをもらい、即興で切っていくんですが
風景をリクエストした人が多いんですが
その風景だけでなく、それを見ている人も一緒に映っている、とか
切り終わった紙がパーツに分かれず、ひと繋がりになってること がスゴい芸!
あと、これをやっている「楽一」さんという人が、あまり喋らずニコニコ、にやにや?しながら進行するのがちょっと不気味、というのも良き◎◎
たくさんあるもの、と自分が知らない・見れないもののリクエストは難しい、そうです(^_^;)
紙切り芸は、もっと見てみたいなぁ
最後にメインとしてこの人が
このときだけ、持ち時間が30分くらいに
前半はかなり面白かったなぁ
テレビでさんざん見てきた人のリアルな姿、だけど風格もありつつ、敷居が低くて分かりやすく面白い
他のエリートな家系(柳家とか、春風亭、古今亭など)と、林家の違いとか自虐ネタとか
歌舞伎と落語の違いとか
上野と浅草の演芸場の雰囲気の違いとか
飽きずに引き込まれました
親しみやすい点もあり、オーラも感じられまして
なかなか良かったです。