ALDIOUSの今月発売されたアルバムを買いました。
昨年から、ボーカルが三代目のR!N(リン)に変わったんですが、新しいボーカルで既存の曲を録り直したベストアルバム+最新曲のバラードを新たに付け加えた内容です。
昨年のツアーが始まる時点では、ゲストボーカルという位置付けでやっていましたが途中から正式決定になりました。
新しいボーカルのR!Nちゃんですが、もともと激しい曲調の歌はほとんど歌っていなかったようなんですが
すごく色んな曲調に対応して歌える、器用なんだなぁという印象
得意なのはバラードということだけど、初期のハードなメタル調の曲でも、声に力と張りがあって良いし
高音も伸びがあってキリッ、としてる
収録曲ですが、ボーカルのひとが作詞している曲が多くて代が変わるごとに全体の曲調も大きく変化しているのがわかります。
初代のRAMIさんのときは、もともとのコンセプトのハードメタル曲が多いし
2代目のRe:Noのボーカルの雰囲気が初代とだいぶ違って、スモーキーで柔らかい、けど伸びや力強さはそれほど、という声質に合わせてか
おしゃれ感、POPS感のある曲、ストリングスが入ったりエレガントな曲が増えました。
その両方の曲調にある程度合わせて歌える、そこまで元の雰囲気から外れないクオリティを維持しているのが素晴らしい
その上で、手元に両方のバージョンがある曲を聴き比べてみても、それぞれに声質の違いがあるけど
どちらもそれぞれに良く聴けるのでそれも素晴らしい
Utopia は元のアルバムの一曲目で、作詞作曲ともRe:Noでもろに世界観が出ているのでこれはオリジナルのほうが良く
アルバム「We Are」のなかの「Absolute」という曲はR!Nバージョンのほうが好きかな
声の弾みが良い
そして最後に収録されたR!N作詞作曲のバラード
「I wish for you」
さすがに得意のバラードだけあって壮大な仕上がり
はっきりいってAldiousっぽくはないけど(^o^;)
声と曲のマッチングもバッチリ
これから新しい時代のAldiousが築かれていくのが楽しみになりますね。